板東三十三ヵ所

板東三十三ヵ所観音霊場巡礼は、鎌倉幕府三代将軍実朝の頃に成立し、巡礼も盛んになったようです。幕府成立後に源頼朝が杉本寺に観音像を寄進し、その杉本寺が1番札所になっています。板東三十三ヵ所観音霊場巡礼は、関東武士団に関係した寺院も多く、関東の広い地域に広がっています。