今日、教材が届いた。いつもなら早速読み始めるのだが、今期からは10月1日から始めることにした。受講済みの科目のネット配信を視聴したら、半分以上も視聴してなかった。2学期は急がず、じっくりと進めたい。

23日に心臓血管センターのカテーテル検査入院から退院した。1年以上も掛かったが、4回の入院でステント治療をしたが、各部の冠動脈狭窄はほぼ完治といって良い状態になり、幾つも入れたステント周辺にも、問題はなかった。とりあえず、これで治療は終了し、あとは掛かり付け医に通うだけ。
入院中に、同部屋の話好きな人に掴まって参った。まだ70歳前なのに心臓と腎臓と糖尿病で、10年近く週に3回も透析をして苦しんでるそうだ。今回は透析して体調を調えて、心臓に埋込手術をするという。まだまだ、何としても死にたくないと、何度も言ってた。
もう一人、寝たきりになってる人もまだ60代だが、こちらはかなり危険な様子だった。状況的には良くないが、心臓の手術は必要らしい。日に何度も担当医や看護師が来て、小声で話してた。この人の近くで、死にたくないから手術するとか、何としても生きたいとか、そんな話はして良いものかと、なるべく相手にしなかったのだが…。
退院後『死生学のフィールド』を聞いた。今までテキストだけの勉強なので、新鮮な気持ちになれた。7回と11回しか視聴してない。ぜんぜん視聴してなかったということだが…、毎学期10科目以上も受けてきたが、テキストだけでよくぞ順調に来たモノだと思う。幾つかの科目の中で、高齢者の死に至る過程も学んできて、自分なりの身の回りを片付けてきた。何度かの入院中に、ダメだろうと思われる人も見てきた。人の老いを見て、考える機会が与えられた。
遺言者も書き、尊厳死の宣言書も書いてある。気持ちの整理が出来てるのに、何となく上手く生き続けてるようだ。子供の頃から短命とか、言われてきた割に自由に生きたいように生きられてる。先週は入院前に鬼怒川温泉と川治温泉に行ってきた。年金なんて年間に110万円程度なのに、欲さえ無ければ、けっこう楽しく生きられるものだ。
この歳になり、我が両親と子供達に感謝をしてる。
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