トラベラーズノート+新手帳

トラベラーズノートと電子手帳を併用していた。最近、どうも電子手帳の反応が悪くなり、使えなくなってきた。書くのが早すぎるのか、反応がイマイチだったのが、さらに悪くなってきた。しかもページを作りすぎると、何処に何を書いたのか分からなくなる。

今日はトラベラーズノート用付箋紙、トラベラーズノートにそのままリファイル出来るものを買ってきた。それと1mmのトンボPiTアクア強力ペンタイプのノリも、これは1mmの細さで出るので使いやすい。付箋紙も粘着力の弱い物が多く、メモを廃棄するには良いが、そのまま残したいときには、ほんの一部だけをシッカリと貼り付けておきたい。下も見えて、メモも残すには、ペン型のノリはかなり便利だ。

どうも手帳の使い方が下手なようで、とは言っても元来シッカリとした罫線などがあると、書くのが嫌になってしまう。書くのは自由奔放なのがいい、などと気取っていた。要は思いつきで書くことが多く、ほとんどなのだが、後から書き加えたり、途中で別のことを書き加えたりしてる。上の旅行計画などはシッカリしてるようで、実際はいい加減に動き回ってる。

そして、筆記具にもこだわりがある。こだわりというよりも、こちらもいい加減な性格なので、書きながら筆圧が変わり、指に感じる筆記具の書き味が何となく気に入らない。書き殴っても良いような丈夫な、そして裏抜けしにくい クラフトファイルを主に使ってる。

好きな筆記具
メインは万年筆で、あとは水性顔料サインペンのPIGMA02とPIGMA003、アイデアを書くときには鉛筆のB2かB4。シャープペンは芯が折れてしまうのでほとんど使わない。シャープペンは安物から数千円の物まで試したが、書きながら丸で囲ったり線を引くときに折れて、気持ちがまで折れてしまう。使うとしても0.7㎜の芯が多い。万年筆と鉛筆がメインで、最近は水性顔料サインペンが多くなった。ただ、水性顔料サインペンは クラフトファイルでは早書きするとカスレが出てしまう。

ボールペンとかシャープペンは、指に硬く感じて好きではない。それでも使ってるボールペンは、書き味の良い0.7か1.0を使ってる。これは濃すぎるのか、紙の裏抜けが起きて何となく気持ち悪い。この裏抜けが嫌で、手帳を使うことが少なくなった。ほぼ日手帳を数年間使ってきたが、その理由は紙質がトモエリバーという、手帳用に開発されたもので、薄くて裏抜けが起きにくい。裏抜けが少なくなっても、何となく・・・、イマイチ物足りなさを感じてた。

ほぼ日手帳は仕事などの綿密なスケジュール管理には、今まで使用してた手帳の中では最高だと思う。ただ現役から離れた独居老人にとって、スケジュール管理などは必要無くなってきた。スケジュール以外に、思いついたことや感じたことなどを書き残したいと思えるようになった。

年月日の規制のないトラベラーズノートは、今はもっとも使いやすいノートになった。時々思いついたメモ的なモノや、空想の旅行計画を立てるのにむいてる。そしてそれを実行するときには、何処にでも持ち歩き、見聞きしたことをメモする。事前に連絡先や寄りたい所なども書いておけば、出先で役に立つ。スマホ検索も良いが、想像を膨らませるには、単語を書いてみるのが良い。

もう一つ、そろそろ後期高齢者にも近づくと、時間も有り、毎日のことを書いて置きたくも成る。雑な予定や日記代わりにも、トラベラーズノートと共に、書ける手帳が必要になった。それで「hibino1日2ページ」手帳を買った。何でもスマホで済ませてきたが、そのために漢字の読みは漢検1級でもかなり読める。書く方になると4級でも危うい状況になってきた。自らの手で書き残すことは、高齢になると大切な作業かもしれない。

なお参考に、リファイルはクラフト紙と白紙の無地の他、今回購入したトラベラーズノート用付箋紙・ジッパーケースと革の裏にポケットシール〈L〉を貼り付けてる。「TRAVELER’S COMPANY Japan」を見ても、自由度の高さが分かる。だから面白いし、10年も使っていて飽きが来ない。年代に応じて使い方が変わるのも面白い。

大事な手帳に、ASHFORD社のシステム手帳がある。40代の頃から20年以上使ってきた。零細企業の経営をしてて、苦しいときや生きる事を諦め掛けたときにも、この手帳には何でも書いた。娘の就職祝いには、名前入りにしてプレゼントした。現役を引退し、工場を閉鎖してホッとしてから、急に書くこともなくなり、そのまま本棚の奥にあった。日記代わりに「ほぼ日手帳」を使い始めたが、日記としては余白が少なく、予定管理としては何の予定もなくなった。

もうバイブルサイズのシステム手帳を持ち歩くこともないだろう。行動をするよりも、いろいろと空想の世界に迷う年代になった。これはこれで幸せなことだと思う。今はトラベラーズノートと共に、自分の生き方のトラベル、空想の旅行計画などを楽しみたい。予定と日記は「1日2ページ」で、日々の記録を残したい。

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