放送大学科目選択と勉強法の反省

現在「生活と福祉コース」全科履修生、2020年度2学期入学です。科目選択は良かったのですが、勉強法が間違っていたと反省し、参考までに書き残してみます。

経験上、科目選択のしかたで履修の進み方や、理解のしかたが変わってくると思います。放送大学を薦めると、最初に聞かれるのが学習の進め方です。それと科目選択や学習時間についてです。働きながら学ぶのと、高齢者のボケ防止のために受講する(私自身)のとは、目的も勉強時間や方法も違ってくると思います。最初の2年間は、けっこう真面目に考えていたので、一つのやり方としてまとめてみます。

これは『受講科目案内 2022年度第2学期』です。黄色が受講済みです。

趣味の温泉を学ぶうちに、地理や地質学や民俗学に興味を持ち、とうじ気晴らしで契約社員として働いていましたが、70歳になるのを期に退職をし、大学で人文地理を学ぼうと考えました。社会人枠での入学を目ざし、英語を学んでからと思っていたら、コロナウイルスで断念をすることに・・・。1年くらいで収まるだろうと、放送大学に入学しました。

「社会と福祉コース」を選んだのは、単に最初に書かれていたからで、とくに狙ったものではないです。後から「人間と文化コース」の方が良かったかなと思ったくらいです。

入学すると「放送大学システムWAKABA」にログインし「放送授業のインターネット配信」から、全ての科目の視聴が出来るようになります。何となく基礎科目を受けながら、他の科目も覗いて、高齢者福祉や健康と経済生活など、特に自分自身が低所得(年金のみの収入)独居老人なので、しだいに「社会と福祉コース」に興味が沸きました。

さて、その後の科目選択ですが、ほぼ同じ様な科目をまとめて受けるようにしました。実際には10科目程度と面接授業ですが、似た内容の科目を選択することで、互いの科目が補完し合って、理解が深まりました。

2021年1学期から本格的に学び始め、10科目以上となると少し焦りもあり、放送教材中心で放送授業はかなり疎かにしてました。最初の半年の基礎科目を受講して、Web通信指導と過去問を参照すれば、放送授業を余り受けてなくても、単位認定試験は合格できると変な確信をしてしまいました。

『授業科目案内』を参照して同じ様な科目を、例えば上の5科目はかなり連携してます。同時受講は、互いの補完で科目内容の面白さもあり、とても勉強になりました。

上の科目も、同時受講をしました。

一応は毎回10科目以上と面接授業、合格はしました。2学期開始(10月1日開始)までの夏休み、受講済み科目の放送授業を視聴して、自分の勉強法の大きな間違いが分かりました。放送授業の見落としがあり、しかも内容は教材以上に分かりやすく、興味をひくものばかりでした。

勉強法の反省点としては、本当の学びは放送授業もキチンと聞くべきでした。ほぼ健康関係を終了してしまって、聞き逃していたことが残念です。単位を取るだけなら放送教材だけでも合格は出来ますが、より深く学ぶには放送授業は重要でした。

一般の大学と比べ、教材の内容は多くの先生が参加してまとめられたものです。教材の執筆も放送授業も、それぞれの専門の先生が授業を担当しています。それだけに似たような科目内容も一部有ります。それらが補完し合い、より深く学べます。本に書かれただけではなく、実際の現場を取材し、現場での話を聞くことで、単なる知識だけではない、学問というものが実生活で役に立つものだと理解できます。

今後は1学期に放送授業は5科目程度とし、毎日の予定として予習(教材の読み込み)・放送授業視聴(45分)・1章分のまとめで2時間程度を当てようと考えてます。去年、心臓で4回の入院、ステント治療が2回、この事で体力が落ちて記憶力も悪くなりました。1日に2時間の勉強時間を作るように努力をしなければと考えてます。

来週にはまた検査入院です。2匹の家族のためにも、ボケるわけにはいかない。3時に目が覚めてしまい、2時間半を掛けてこれを書き上げました。これもボケ防止になるかな。年齢と健康状態から、学士卒業は望んでいません。放送大学は300科目が開設されて、何年か経つと教材も放送授業も改訂されるようです。放送大学に入学できて良かった。これからも学びを楽しんでいきたい。

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