2022年2学期科目登録|放送大学

2学期の科目登録申請をした。放送授業5科目[地域福祉の課題と展望(’22)人間にとって貧困とは何か(’19)ライフステージと社会保障(’20)在宅看護論(’17)『方丈記』と『徒然草』(’18)]、オンライン授業1科[言語研究法(’19)]、面接授業2科、取得予定単位数14。2年間が過ぎて残り総単位数は、放送授業44単位、面接授業又はオンライン12単位、授業形態を問わない単位数10単位、合計66単位になった。

このまま進めば、卒業予定の6年間よりも早いかもしれない。ただ「生活と福祉コース」を選び、健康関係や福祉に関する科目の多くを受講して、高齢者としての生き方や福祉関係などから、自分の生き方を深く考えるようになった。焦らずに1学期で10単位くらいに決めていたが、これからの生き方を考える時に、何となく「『方丈記』と『徒然草』(’18)」を学びたくなった。

思えば、中国発のコロナウイルスなどというモノが流行らなければ、人文地理を学びたかった。地方の限界集落やその生活、生産物と流通や守られてきた伝統文化などを知りたかった。それは幼い頃の、自分の育った農村風景へのノスタルジーかもしれない。

水田の農耕馬による田おこし、田植えの時には手の届きそうな近くまで来ていた白鷺、横に来た時の大きな白鷺の目が怖かった。畦道で猫や犬と散歩し、疲れて横になってると鶏が頭を突きに来てた。犬は見てるだけだが、猫は鶏を追い払って助けてくれた。ジイと歩きながら、土地に伝わる話や、ご先祖様達の面白い話を聞いた。菩提寺の住職から仏教の話を、ジイからは家に伝わる古神道の教えを受けた。そういう自然と一体の暮らし方が懐かしい。

学びとは面白いもので、知識を学ぶのではなく、過ぎた日々を想いヒトとしての生き方を想う「よすが」にも成る。自責の念が強いだけに、不足してる何かを学びたいという想いもまた、強いのかもしれない。フッと書棚の『徒然草』を手に取り、兼好のこれを書いた時の想いを知りたくなった。「『方丈記』と『徒然草』(’18)」を受講するのも、2学期の楽しみになった。

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