近所に屋根工事に来て、周辺に挨拶回りに来た人に屋根の瓦がズレてるといわれた。

確かにズレてた。今日はこの部分のズレを直し、10,000円の支払い。
ついでに屋根の検査をしたらしく、屋根の下地が傷んでるとか、棟(むね)の部分の漆喰も直した方が良いと見積書を書いた。

これって高いのか安いのか分からないが、屋根の修理ってかなり掛かるものだ。
自分の計算では、予後余命3~5年となると、完全に直す必要も無い。後は誰も住まないし、全て解体して更地にする予定なので。
借金さえ無ければ、持ち家に一人住まいは楽なものだと思っていた。家屋の修繕って、想定外だった。なかなか面倒なものだ。娘に相談したら、懇意にしてる工務店があるので、とりあえず水漏れがでるまでそのままで良いって。何も全体の修繕など必要無いし、必要な所だけで良い訳だから。
以前、風呂場の工事を頼んだシマダ工務店があった。担当した大工の親方、無愛想だったがさすがに職人肌、近くの柱が腐ってシロアリにやられたようになってたのを見つけた。太い木材を担いできて、その部分を替えていった。「この家の柱が太くて、見つけるのに手間取った」そうで、交換した部分を見て驚いた。この部分は見積もり以外だということで無料になった。
その好意は嬉しかったが、それ以上に柱のその部分の交換の仕方が、独特なつぎ方で、その事を話したら嬉しそうな笑顔になり、しだいに出来る人がいなくなることが惜しいともいってた。水道の工事や壁の部分を担当してた人達も、厳しいけどキチンと技術を評価してもらえることは嬉しいと言ってた。当時はただただ値下げばかりを言われ、自営のTIG溶接が嫌になってた時期なので、この工務店の印象が良かった。
本当に必要になったら、シマダ工務店にお願いしよう。全部では無く、部分補修などの希望も聞いてもらえると思う。なにせ、余命が5年程度では・・・。
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