放送大学『疾病の成立と回復促進』

『疾病の成立と回復促進』の放送授業、インターネット配信の視聴を終了した。

2021年1学期受講科目中、この『疾病の成立と回復促進』が最も面白い。

『人体の構造と機能』を同時に受講して、基本である『人体の構造と機能』をシッカリと学ぼうと思った。シッカリと学んだ割に「B」評価で、一生懸命に努力したのに少しショック。他の健康関係の科目も2学期から学ぶつもりでいた。ところが、意外と健康関係の科目が面白くて、テキストを読むうちにはまってしまった。良いのか悪いのか、健康関係の科目はみなの評価となった。

2学期にと思っていたのに、こういう結果になったのは『疾病の成立と回復促進』のせいかもしれない。これを読んでから他の健康関係を読むと、理解が深まり、より実践的に考えられる。そして単位認定試験後に感じたのは、放送授業を並行して視聴すべきだった、という事。試験が終わってからの夏休み期間に、あらためて放送授業を受けてる・・・、とは。

良いとしよう。

今年の3月に冠動脈狭窄で入院中、糖尿病とか慢性腎臓病とかいわれ、投薬治療が始まった。そのせいか、糖尿病のところだけはよく読んでた。勉強は身に迫った危険回避が伴うと、効果的に進むものらしい。

4章までが疾病の発生機序や生体防御など、テキストだけでは難しくて面白くも無かった。放送授業の視聴をして、大事な部分が全く理解できていなかった事を知る。細胞組織障害と再生修復・基本的な病変の発生機序・健康状態を脅かす微生物と生体防御・疾病に対する医療、などの全般的な部分は、基盤科目の『運動と健康』を受講しておくと解りやすい。もちろん『人体の構造と機能』は前提条件として必須と感じた。

神経機能の障害・呼吸機能の障害・循環機能の障害・造血機能の障害・免疫機能の障害・消化機能の障害・栄養バランスの障害・排泄機能の障害・内部環境調節機能の障害・運動機能の障害・生殖機能の障害、5章以降は読んでても面白いが、授業の視聴でより理解が深まり、この科目の面白さが増すと思う。

何よりも様々な疾病が詳しく解説されて、今後罹患するであろう、また事故や感染などに対する知識として、テキストは大事に手元に置きたい。

放送授業は一部2017年収録になってるが、テキストの内容は最新の統計資料などが入り、少し「?」のところもあったりして。そういうのって、面白い。

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