2021年1学期受講科目

2021年1学期の受講10科目とオンライン授業についてまとめてみたい。

オンライン授業は『循環器の健康科学(’20)』で、受講申込の前に冠動脈狭窄、労作性狭心症、余り良くない状況が解っていたので、是非学びたかった科目だった。内容的には思った以上に素晴らしかった。

3ヶ所の冠動脈狭窄だが、造影剤検査だけでは判らなかった動脈内のプラークも、血管内エコーで判明し、6cmもステントを入れた。その後の運動負荷試験や心臓リハビリに関しても、オンライン授業である程度の知識も得ていたので、医師や看護師等の説明がすぐに理解できた。こちらの対応能力を見て、リハビリのスタッフも関わり方を変えてきたように感じた。また、安心してその後の治療にも臨めたのは、全て『循環器の健康科学(’20)』を受講してた結果だと思う。

放送授業の10科目

今期は他に、面接授業を申し込んでいたが、閉講となってしまった。

放送授業としては以下の10科目を受講した。
『人体の構造と機能(’18)』
『疾病の成立と回復促進(’21)』
『食の安全(’21)』
『食と健康(’18)』
『睡眠と健康(’21)』
『高齢期の生活変動と社会的方策(’19)』
『健康と社会(’17)』
『健康への力の探求(’19)』
『生活経済学(’20)』
『市民自治の知識と実践(’21)』

上記の順は、今後の生活において役に立つ知識であり、特に上から順に6科目は必要に感じた。

『人体の構造と機能(’18)』

『人体の構造と機能(’18)』は健康や病気に関しての、解剖学と生理学の、基本的知識を学ぶ事ができる。様々な健康関係の科目や、看護学などに進む場合も、絶対に必要な科目と思う。

放送教材だけで試験に臨み、最も力を入れて学んだつもりだったが、評価は「B」になってしまった。範囲が広すぎて対応できなかった。過去問の大切さを言われるが、難しすぎて手に負えないときには、まずは過去問を見て、出題箇所をマークするのも、試験対応としては良いと思う。今まで過去問は見てなかったので、先輩方の言うとおり、過去問は合格には必要なようだ。

テストも素晴らしい内容だが、試験が終わってから番組を視聴したら、テキストとはまた違う捉え方で、視聴しなかった事を大いに反省した。試験だけの対応ならテキストと過去問だけで通るだろうが、本当の知識を得たいなら、テキストと平行して放送授業は受けるべきと思う。

2学期が始めるまで、録画を視聴してる。

『疾病の成立と回復促進(’21)』

この科目が最も実用的に感じた。テキストも解りやすく、様々な疾病の原因が詳しく書かれている。より理解を深めるためには『人体の構造と機能(’18)』は必要な科目と思う。

様々な疾病の発生機序や、治療過程など、最も実用的で必要な科目だった。

世の中には健康や特定の疾病に対する本も出てる。冠動脈狭窄で入院中に、肥満症と持病の高血圧の他に、治療レベルの糖尿病とか慢性腎臓病と言われてしまった。家系的に肥満は居ても糖尿病は居ない。慢性腎臓病も初めて聞いた。真剣に市販本を読んだが、何をどの様にしたら良いのか分からない。そんな中、このテキストは市販本を読むためにも、治療を開始するためにも役に立った。

この『疾病の成立と回復促進(’21)』も、テキストを授業で読むだけでは無い。放送授業は大事で、読むだけでは解りにくい所や、角度を変えての説明もある。この科目も、放送授業とテキストは同時に学ぶべきと思う。

『食の安全(’21)』

『食の安全』を最初に取りかかった。なので勉強のペースが崩れてしまった。

人は生きていくために、様々な栄養を外部から摂らなければならない。その食材の安全性と、体内に入ってからの変化などを学ぶのだが、最初の1から3章が相当に難しい。中毒学や化学物質の代謝と健康障害などは、化学の授業のようで全く解らない。体内の代謝など大事な事だが、化学式で書かれていると全く理解できない。そのために移行のペースを崩して、テキスト中心、放送教材を読むだけになってしまった。

4章以降は発がん物質や放射線、食物アレルギー、食品添加物、健康食品類、細菌・ウイルス・寄生虫・自然毒など、健康の基礎と言うべき食物の安全性について書かれてる。

この授業もテキストだけでは書ききれない内容が、特に難しい3章までの化学式の説明も解りやすい説明がされていた。解らなかったけど。

放送授業と共に勉強して、試験対策は過去問を参照にする事。全体的に1回くらい読んだだけでは理解が難しい。

ここまでの3科目に関しては、基盤科目としての『運動と健康』を受講した方が良い。『運動と健康』は解りやすく、その後の健康関係の基礎にも成ってる。

『食と健康(’18)』

『食と健康(’18)』は食品の栄養に関して学ぶ科目で、上記3科目と密接に関係してる。学ぶときには先に3科目を履修するか、同時に学ぶ事を勧める。健康関係に関しては『人体の構造と機能(’18)』を履修して、他の科目は2学期に回すつもりでいた。ところがそれぞれが関連してて、試験の結果は2学期にと思っていて科目が、全てに成ってしまった。

食はヒトが生きていくためには最も大事なものだ。が、この科目も化学式が多い。完無視して解らないところは飛ばすのが良いようだ。一つ一つ調べていては先に進めない。

放送授業を視聴しながら・・・、とは言っても最も難しい意味不明の科目だった。40年前に薬膳を翻訳するときに、日本の栄養学を学んだのに、はるかに難しくて解らない。

解らない割には『食の安全(’21)』などとの絡みで、何となく理解できたような・・・。結果的には鉛筆コロコロもあったが、の評価となった。

『睡眠と健康(’21)』

日々の生活で、具体的に役に立つのは『睡眠と健康』かもしれない。

睡眠がいかに日常生活の健康や、精神的ストレスに関係してるか、そしてその解決法なども解説されてる。

この睡眠学を学んでから、毎日の睡眠に対する考え方が変わった。もっと若い頃に学んでおきたかった。睡眠による生体リズムが、ヒトへの影響など、受講するまではこれほど大事な科目とは思っていなかった。

その他、個々の内容については後で書いてみたい。

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