小便器の修理|フラッシュバルブ

小便器、30年以上も前になるが、当時は普通にあったのだろうか。その当時は今のようなウォシュレットの便器ではなく、なので別々だったような気がする。その小便器の水が流れ出なくなった。フラッシュバルブというのだろうか、そこがダメらしく、押しても水が出ない。以前から水の出が少なく、ときどき止まる事もあった。上手く流れ出ても、2~3秒で止まってしまう。叩くように押すと流れ出すので、長い間、昔の古いテレビのように叩いて流してた。

今回は「シュパ、シュパ」という音と、押してるときだけわずかに流れて、使い物にならなくなった。横にウォシュレットトイレがあるので、使えなくても問題はないのだが、直せるものなら直したい。業者修理代は交換で約2万円。自分で交換すれば、部品代の1万円弱。中のバルブ部分だけなら5千円弱で出来る。という事で、中の構造が良く分からないので、とりあえず分解した。

周辺の水漏れを確認したが、漏れはないようだ。マイナスドライバーで水量調節の、水栓部分を完全に締めた。

フタの部分を開ける。水栓が緩んでると水が噴き出すので、慎重に・・・。フタを取り除くと中の水がこぼれた。スパナなどが滑り落ちないように、雑巾を用意してたので、これが良かった。

中のフラッシュバルブを出してみた。ゴムも劣化してないし、水垢もなかった。もちろんゴミのような物もなかった。有っても流れてしまったかな。この中心部の細い棒、何というのか知らないが、ここを押して水が流れるようだ。少し硬いような気もしたが、何度か動かして、ゴミなどは無いか調べたが、何も無かった。

フラッシュバルブを戻して、フタを閉める。この時の注意点として、パッキンがキツいくらいなので、ゴムパッキンを傷つけないように、強引に中に押し込まないように、丁寧に位置を動かしながら回してると、スッと入った。フタを閉めた後に水栓を開けると、とつぜん水が流れ初めて驚く。今までに無い長い時間流れていたので、といっても商店やスーパーのと同じくらいの時間だから、我が家のは相当前から調子が悪かったのだろう。

流れ出す水の量は、マイナスドライバーで水栓を調整する。けっきょく、業者に頼む事も無く、フラッシュバルブの交換も無く、普通に開けて閉めただけで直ってしまった。あの、中心にあった細い棒の動きが悪かっただけなのかもしれない。なんだか良く分からないが、新品同様に直ってしまった。

原因は分からないが、開けて閉めただけで修理が出来て、・・・良かった。

なお、継ぎ手の各部分での水漏れが起きてた場合は、パッキンの交換とか、最悪はフラッシュバルブの交換が必要になるようだ。今はネットで何でも情報が得られて、出来てしまう。意外と簡単なので、いざとなったら試すのも面白いかも。とはいえ、今はこの様な小便器など一般家庭には無いだろうな。

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