最近の若い者は・・・

かなり偏見とは思うが、「最近の若い者は・・・」自己主張がハッキリしてるが、いささか虚無的というか厭世的というか、でも嫌らしさが無くてサッパリしてて話しやすい。その、感じ方の訳が分かってきた。若い人達から見れば、高齢者の方が異様に見えるのかもしれない。

心臓リハビリ初参加者への、対応上手な若い看護師さんがいて、何気ない日常生活の過ごし方の雑談の中から、様々な事を聞き出している。ほんの雑談のつもりだったのに、どうやらカルテには、一人暮らし・料理は自分で作ってる・醤油の代わりにポン酢・運動は嫌い・放送大学受講中、などのキーワードが書かれているようだ。対応する看護師さんが、初対面の割に様々な事を知ってる。そんな事が気になって、自分自身の運動の事よりも、聞き耳を立ててしまった。

ほとんどの心臓リハビリ参加者は高齢者で、女性は自分自身の生活の大変さや、痛みなどの苦しさを訴える人が多い。男性の場合が面白く、会社や過去の仕事での頑張りや、所属していた運動クラブでの活躍など、実生活での話は少ないようだ。最も面白かったのは、大学時代の部活の活躍自慢で、あんなにも頑張っていたのに、なぜ関節が動かなくなったのかって、それって半世紀も前の事では。

この男女の差や話の仕方は、あの年代特有の、もちろん自分自身も含めて戦後ベビーブーム特有のものではないかと思えた。あの熱病のような70年闘争も、わずか数年後には何も無かったような白々しさを感じたモノだ。経済も右肩上がりで、とにかく他人を蹴落としても前に出なければという世代、独特なモノなのかもしれない。

もっとも、自分の若い頃を思い出しても、親世代に対しての偏見は多かった。そうして時代は進むのだろう。ピラミッドの落書きにも「最近の若い者は」というのが有ったそうだ。大昔の話を自慢そうにする、そういう老人には成りたくないものだ。

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