狭心症の症状というと、労作性狭心症・不安定狭心症・異型狭心症などがありますが、どれも胸の痛みや圧迫感などと書かれています。
● 階段を上がる時や、急いで歩いた時などに、数分間の胸の痛みが起こる
●痛みで目がさめたり、夜明け方トイレに立った時や洗面の時に胸の痛みが起こる
胸の急激な痛みが無いからといって、安心はできないようです。私自身の経験から、こういう無症状に近い症状もあると、記録のために書いておきます。
現在のステント手術前の、今の症状は胸の軽い圧迫感くらいです。他に倦怠感と疲労感。圧迫感は何か動いてると軽く起きる状態で、狭心症と思われるくらいの痛みでは無いです。むしろ倦怠感・疲労感が強いです。
朝の食事を作ると、作り終えたときには何となく疲れが出てきます。食べ終わると、疲労感と言うよりも倦怠感という感じで動くのが面倒になります。けっきょく数時間そのまま休み、片付けをしてまた疲れるという状況です。
去年3月の完全リタイア後、コロナ騒ぎもあり、散歩など運動をすることも無くなり、家の閉じこもり続けていました。86kgの体重が96kgになり、この倦怠感などは運動不足からと思っていました。娘に運動のために自転車を買ってもらい、早朝に起きて乗ったところ、胸の真ん中を叩かれたような痛みが15分程度続きました。それに伴い息苦しさも増してきました。しばらく安静にしてると収まり、普通になります。
普通という症状、軽い胸の圧迫感は7年くらい前から起きていた症状でした。
7年前からの症状
7年半前に妻を喪い、独居老人になりました。妻の肺癌末期が分かり10ヶ月間、近くで看護をし、少しずつ死んでいく姿を見ました。葬儀後に半年間寝込んでしまいました。年末近くになり、気分転換を兼ねて契約社員として働き始めました。
葬儀終了後頃から、少し胸の圧迫感と、脈が飛ぶようになりました。翌年の春頃、高血圧で掛かり付けの医師に、胸の圧迫感と脈が飛ぶことを告げると、県立心臓血管センターに紹介状を書いてもらいました。レントゲンや血液検査、24時間ホルダー心電図を付けての検査を受けました。結果を聞きに行くと直ぐに別の検査を受け、けっきょく3回の検査を受けることになりました。カテーテル造影剤検査以外は全部やったように思います。
検査結果の説明で、現在はほとんど心配は無いとのことでした。脈が飛ぶことについては、全く打ってないのでは無く、小さな脈と言うことでした。池に大きな石を投げると大きな波ができ、小さな医師では小さな波になるという説明でした。ストレスなどでも起きると言うことで、もしかしたら妻の死と関係があるのではと思いましたが、それは心療内科にとのことでした。
鮮明な画像で、心臓と血管を見ました。一部血管が消えていて、特にその事については詳しいお話は無く、詳細は検査結果を持って掛かり付け医での説明を受けるようにとのことでした。その、血管が2ヶ所消えていたので、狭窄を疑い心シンチの検査もしたようです。結果としては良好だと言うことです。
掛かり付け医に検査結果を持って行き、一応は問題ないが、今後の治療は掛かり付け医の先生の指導に従うように言われた旨を話した。問題ないと言ってたのなら大丈夫でしょう、で終わってしまった。分厚い検査結果や担当医の報告書も、その後も読んでいない様子で、不信感から数ヶ月後に掛かり付け医を替えた。
あの造影剤CTで消えていたところは、狭窄が始まっていたのではと思ってる。あの頃から軽い胸の圧迫感が起きていた。
2年くらい前からの症状
2年くらい前から胸の圧迫感が少し強くなり、時々は疑問に思っていましたが、苦しいとか痛いという感覚は無く、軽く胸を押されているような感じでした。
この頃から足首の浮腫が感じれられるようになり、倦怠感や疲労感を強く感じるようになりました。疲労感というのは年齢のせいだと思い、ほとんど気にしてませんでした。むしろ頸椎ヘルニアからの手の小指と薬指の軽いシビレの様な方が気になってました。
毎日の倦怠感が強く、土日の休みにはほとんど動くことなく横になってる状態でした。胸の圧迫感はわずかで、気づかないことが多かったです。年齢による疲れと思い、契約社員は辞めることにしました。
去年の夏におかしいと感じた
去年の3月に、契約期間満了を待たずに退社しました。倦怠感と疲労感、それと息苦しさも出てきて、年齢的に限界と思い、退社を決めました。
4月から法政大学の通信教育を受けたいと思っていました、コロナの影響が大きくなり、しばらく待つことにしました。その間に息苦しさが増し、運動不足から体重も98kgくらいまで肥り、何もしてないのに激しい疲労感も出てきました。
10月から放送大学を受け始め、疲労感だけでは無く、集中ができなくなり、長時間の読書ができなくなりました。目の疲れが酷く、息苦しさと、下から突き上げてくて呼吸がしにくいような苦しさが出始めました。
1ヶ月前頃から胸の圧迫感が強くなり、息苦しさや呼吸がしにくいような、イヤな苦しさを感じ始めました。運動不足で肥満が酷くなり、肥りすぎで呼吸が苦しくなったと勝手に判断しました。
運動のために自転車を購入して、朝の運動にと乗り始めたら、胸の圧迫感と胸骨を叩かれたような痛みが出ました。早朝の寒いときや、散歩の途中でも、この痛みが出始めて、狭心症を疑い始めました。家系的に我が家は狭心症、心筋梗塞での死亡者が多いので、何となく覚悟はしていました。
2週間も胸の圧迫感や、寒いときの痛みを感じたので、掛かり付け医に相談に行くと、すぐに心電図を取り、紹介状を書いてもらいました。いぜん県立心臓血管センターで受けたなら、以前の検査結果も有るだろうと言うことで直ぐに行きました。
問診を聞きながら前回の検査結果を見て、直ぐに血液検査と心臓エコー・心電図を取り、即入院カテーテル造影剤検査になりました。これほど早く入院検査と、ステント手術が行うことになるとは思いませんでした。
現在の状況は
入院までの期間は自宅で安静です。静かにしてるせいか、数年前からと同じ程度の、軽い圧迫感だけしか感じていません。気候的に暖かくなったせいか、あの叩かれたような痛みも起きてきません。本当に冠動脈の狭窄なのって、不思議な感じです。でも、実際に狭窄は3ヶ所にあります。
県立心臓血管センターは、現在は心臓に特化した専門病院で、多くの優秀な専門医が全国から集まってると聞きました。カテーテル造影剤検査も、ただベッドに横になってるだけで、痛みも無く、何ら不安なことも無かった。15分程度だったかも。途中で妙にトイレに行きたくなり、堪えるのが辛かった。
なので、カテーテル手術もほぼ同じ様なことというので、心配はしてません。むしろ血液検査の結果、治療レベルの糖尿病といわれた方が心配になってます。目の疲れとか以前に比べ、少し異常を感じてます。足の浮腫も糖尿病からの腎症かも。頸椎ヘルニアからと思っていた指先のシビレや、時々起きる激しい足の筋肉の引きつけなど、ここ数年で年齢のせいとしてきた異常なことが、糖尿病腎症や糖尿病神経障害だと説明がつくことです。
数ヶ月ごとに血液検査をしてきて、少し肝臓の機能が衰えてるとしか注意を受けてないので、心配するほどでは無いと思うけど。治療レベルの糖尿病とは、どの程度なのか、来週にはハッキリするでしょうが。
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