自転車を買う

午前中に娘が来て、一緒に新宿通りのタジマに行き、自転車を購入した。

車種は一般車で、通勤通学用だ。店の人にも、娘からも勧めたれたのが電動自転車で、軽くて良いという。以前、他の店で各社各種の自転車を乗り比べてみた。結果、ブリジストンの通勤通学用が一番安定して乗りやすかった。

電動自転車は、高齢者割引とか免許返納割引があるそうだ。それでも強引に一般車にこだわったのは、運動を兼ねているからだ。少し歩くと胸が痛み、頻脈にも成る。時には強い胸痛と共に血圧が高くなる。去年のコロナ禍での運動不足が原因だ。歩く事を進められてるが、胸の痛みと足の筋肉のケイレンが出てくるようになった。有酸素運動と自動車を使わない買い物には、自転車が最適と考えたからだ。

買いに行ったとは言っても、買ってもらうが正しい表現だ。娘からのプレゼントだ。

自転車を決めてから、外食に出掛けた。仕送りは足りてるのかとか、様々な経済的な問題を聞かれた。放送大学を受けながらも、何とか暮らせてる。特に問題も無いし、放送大学を受ける事も、単なるぼけ防止や高齢者の趣味とか、生涯学習などというものではなく、目的を持った勉強である事を説明した。理解できないだろうが・・・。

仕送りを受けたり、授業料をもらったり、パソコンを買い換えてもらったり、親と子供の立場が逆転したようだ。

子供達の成長と独立しての生活を見て、親としては安心だ。でも、あまり細かく心配をされると、親としては寂しい。もう親としての努めは無くなり、後は迷惑を掛けないように消えるのみなのだろうか。

 

子供達の言うように、介護施設に入り静かに暮らすのが、誰からも安心できるのだろう。

でも、人生最後になって、やっと得られた自由だ。周囲から見れば「独居老人」だが、完璧な自由人になれた。この自由は絶対に放したくない。

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