猫の寿命|家族であり友人でもある

猫の寿命は、いったい何年なのだろうか。我が家のキータンは今年の7月で、家に来てから15年が経った。夏に風邪症状で獣医師さんに診てもらい、その時に聞いたら、人間に換算すると、ほぼ74歳を超えるくらいと聞いた。

飼い猫の平均寿命は、10~15年だそうだ。餌や家庭内での飼育状況で変わるそうだが、個体差に因るところも大きいらしい。

外に出る猫の平均寿命が13.63歳、家の中だけで飼うと15.97歳、だそうだ。外に出ると、けがや事故、感染症等の病気にのリスクがあり、家の中だけで飼う方が危険が少ない。長生きのためには、家から出さずに、食事や排便排尿の状況に気をつけて、体調の異変に早めに対応するのが理想のようだ。

我が家の飼い方は、窓に猫用の窓を付けて自由に家の出入りをさせていた。野良猫が来て喧嘩をするときもあれば、共に何処かへ遊びに行くこともあった。体調が変われば直ぐに掛かり付けの獣医さんに診てもらってた。

人間換算年齢=24+(年齢-2)×4
ねこのきもち:【獣医師監修】猫の寿命はどのくらい?平均寿命と人間換算年齢、長生きのコツを解説

今年に入ってから、日に日に衰えていくように見えるキータンの姿を見てると悲しくなる。15年を過ぎたのだから、寿命かもしれないが、唯一の家族であり友人であり、共に暮らしていく相棒でもある。足腰周りと肩から腕が細くなり、背骨が目立ってきた。外に出なくなり、その割に食欲は増えて胴回りだけは太くなった。

15年前に歩き方がおかしいと感じて、はじめて獣医師に診せた。大腿骨の脱臼と片方の大腿骨に骨折があった。強い衝撃が加えられたと考えられるそうだ。子猫なので手術は危険が伴うとのことで、健康ならば猫は骨折は自然治癒するので、しばらく様子見となった。そういう少しのハンディが有ったので、頻繁に動物病院に行き、院長がキータンの担当医のように診るようになった。

キータンは直ぐに家にも慣れ、元気に過ごし、柿の木の登り、家と庭で自由に駆け回って過ごしてきた。私の育った頃の田舎では、犬も猫の自由に過ごしていた。犬だけは夜間に小屋に入れられてたが、人と動物はいつも家族として共に暮らしていた。だから我が家の飼い猫は、いつも出入り自由な環境の中で暮らし、だいたい15年から20年くらいは生きていたと思う。

特に注意していたわけでもないのだが、猫の死はいつも突然だった。少し体調が悪くなり、数日で死んでしまっていたような気がする。それだけ関心が無かったのかもしれないが。

10年前に死んだミーコは20年家に居た。歩けなくなり、動物病院に掛かったら、特に異常も無く、腎臓が少し悪いが、年齢的にみて治療はしなくても、と言うことになった。1ヶ月間横になったまま過ごし、体調が急激に衰えて、1ヶ月間に入院の後に死んだ。ミーコはもっとも家族の中で、人間のような過ごし方をしてきた。子育てではいつも子供達の側で共に過ごしてきた。動物というよりも、本当の家族のようだった。

今の私は妻を喪い、子供達はそれぞれ独立し、キータンと共に過ごしてる独居老人となった。ミーコと比べると、いかにも雄猫らしい自由気ままな生き方をしてた。共に老いて、今は共に助け合うように暮らしてる。

日に日に衰える姿は、寿命とか、年齢とか、そういう事は分かっていても、なかなか納得いかないものだ。ベッドにも飛び乗るのがやっとらしく、上手く乗れないことも有る。水飲みをしながら、そのままジッと止まったままにしてると特に心配になる。

どうしたら良いのだろうか。たかが猫1匹だが、猫は家族で有り友人で有り、人生最後の相棒だ。キータンが居なくなれば、完全な独居老人となってしまう。

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