外国語は大学教育の中で、絶対に通らなければならない。英語の基礎科目なので、それほど難しくは無いと思っていた。放送大学、通信教育の中でも、一般社会人に広く開かれた教育機関なので、難しくは無いと思っていた・・・のだが。

テキストを見ると難しくは感じない。ところが、半世紀近くも英語からは離れ、まして英語は大っ嫌いだったので、放送授業を聞いていても全く理解できない。何となく分かったように感じるのだが、分からない。たぶん内容的には中学生レベルだと思う。中学の時に習ったような簡単な内容だとは思うが、分からない。英語になじむように分かりやすい説明なのだが、例文が少ないせいか英文が頭に思い浮かばない。
英語を学ぶにはどの様にしたら良いのか、様々なサイトで調べた。単語としては中学3年レベルの単語数、1,800くらい理解できれば良いらしい。文法も中学レベルで充分らしい。英会話として、日本での英語教育はかなりレベルが高くて、教育された通りの英文法で話すと、まるで尋問されているように感じてしまうらしい。
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で、書店に急いで文法関係の参考書を探したが、高校生用のは難しすぎて、しかも厚くて重い。中学生用は説明が多すぎて、学校の授業の補習のようだ・・・そのための参考書なのだが。
NHKの「ラジオ英会話」で有名な大西先生の本が、たまたま目に止まった。娘からも勧めたれていた中に、大西先生の文法があった。なのでそうそう購入した。

意外と放送大学のテキストに合っていたようで、分かりやすくて、例文も載ってる。説明文も大西先生独特の書き方で、難しく感じさせない。大学受験にはどうなのかと思うが、基礎の確認には良いのだろう。
社会人になり、ましてや半世紀近くも英語から離れていた者にとっては、これが一番分かりやすく感じた。例文も多くは無いので、例文を書き写しながら、大学のテキスト中の単語も覚えるようにしよう。
言い訳では無いが、20代の頃には金属や塑性加工に関してのテキストを読み、引用紹介から芋ずる式に専門書を購入して読んでいた。その中には英語で書かれた専門書もあり、何となく読めていた。会話は出来なくても読めていたのに、半世紀という時間は相当に長いようだ。
多くの興味のために学び始めた放送大学だが、認知症予防には英語の授業が最も効果があるように思えてきた。
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