町内の葬儀

長く同じ町内に暮らしてた方が亡くなられた。家族葬にするとの連絡が来た。

最近の葬儀は随分と変わってしまった。特に中国から世界へ広まった武漢肺炎、新型コロナウイルスの影響で大きく変わってしまった。

以前であれば町内あげて、ほぼ全所帯から応援が出て、葬儀が自宅で執り行われた。数十年前から葬儀社が主体になり、町内の者はほとんど何もする事は無くなったが、最後のお別れの時には集まってお焼香や清めの席には出ていた。それが長く共に町内で暮らしてきた者同士のお別れでもあった。

今は家族葬が主流になってきたようだ。家族親族だけの葬儀で、町内の者には葬儀終了の連絡だけが回ってくる。隣近所の、親しくしていた人だけが個人的に出席をするようになった。

今のコロナ禍で葬儀も一変してしまった。いわゆる三密を避ける、密閉・密集・密接を避けるということが言われ、完全な家族葬が主になった。これも仕方ないことなのだろう。コロナ禍での新しい生活スタイルなのだろう。

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