放送大学のテキストが届いた

待ちに待った放送大学のテキストが届いた。同封されてきた『学生生活の栞』を読んで、放送大学での勉強法がやっと分かってきた。

テキストの内容は大学のテキスト(当然だが)そのものの難しさがあった。担当講師が執筆して、ほぼ4年に一回改訂され、内容の鮮度を保つようだ。15回の放送授業を視聴して課題を提出し、合格になれば修了試験を受けられる。最終の試験で不合格になれば、半年後に再試験を受ける。後は他の大学の通信教育と同じように、124単位を終了すれば卒業となる。学部は教養学部だけだが、その中で全部で6コースに別れている。

と、ここまでは分かって申込をしたのだが、テレビやラジオで視聴できるだけでは無く、学生になるとIDとパスワードを与えられ、学生専用のサイトに入れる。大学側からの連絡や授業のことだけでは無く、ネットでの配信もされている。見逃してもネット配信で視聴できる、だけでは無く、ネットでは何度でも繰り返し視聴が出来る。各学習センターで行われる、土日2日間の面接授業にも参加できる。その土地の歴史や文化を学べて、かなり興味があるし、何よりもチョットした旅行気分にもなれる。

既に放送大学の学生の集まりがSNS上に出来ていて、現にそこには参加していたが、大学の実態についての知識は全く無かった。単にテレビやラジオで視聴するだけと思っていた。今までの資格試験の延長のように気楽に考えていたが、かなり内容的には深い。過去問もダウンロードできるし、様々な資料がネット検索できる。

各地の学習センターに行けば、図書館はじめ様々な施設の利用も出来る。ネット環境が無くても、視聴室もある。学ぶことに対しては非常に恵まれた内容だと思う。SNSに参加してる人達の意識が高いのか、何度も卒業と学士入学を繰り返し、かなりの科目数を終了して更に大学院まで進んでる人も居る。

普通の大学の通信教育は、テキストが送られてきて、レポートを提出して、修了試験を受けるという具合だ。夏頃にはスクーリングもあるが、まとまって数日間行われる。5年後の卒業は5%、10年後は1割とか、とにかく一人で学ぶ難しさもあるようだ。それに比べて放送大学は授業の視聴がメインで、見損なえばネット配信もあるし学習センターもある。あらゆる所で学習を続けやすくなるように考えられてる。

我が家はWi-Fiも飛んでるので、居間で試した。普段使ってるノートパソコン13インチを繋ぐと、前期分の放送内容が視聴できた。ネットを利用した方が録画よりも良いのか迷う。場合によっては少し先行して勉強が出来る。

机周りを整理して、デュアルモニターとすると、ネット配信の授業を見ながら、講義中に使われた総務省のHPを確認しながら進める事も出来た。一時停止も出来るので、Excelを使って実際にグラフを作って確認しながら進めることも出来る。

今年の目標として、法政大学教育学部での人文地理学を学びたかった。そのために少し早めにリタイアして準備を進めてきた。残念ながら武漢ウイルス・新型コロナの影響で諦めなければならず、コロナ騒ぎは収まる気配も見えないので、放送大学で学びたかった科目を選んで受講したいと気軽に考えていた。教養学部だけなので、広く様々な分野の基礎が学べる。

実際には相当深い内容の講義もある。地理学で学びたかった地質学や、地球の地殻変動、海流の変化、水文学の基礎など、理系分野の内容も多かった。法学関係や経済学関係のコースでは、地方自治や地方の産業構造や加工流通、地方の福祉政策など学びたかった科目も用意されている。

温泉を趣味として小さな温泉地や一軒宿に行くと、周辺の自然環境を守るご苦労や、湯守だけでは無い食材確保のご苦労などのご苦労もある。更には建物の補修や、様々な機械などの保守点検もある。客は部屋の温度や湯の温度に苦情を言い、設備が古いとか汚れがあったとか、安い宿泊料金の割には口コミでの書き込みはキツい。ネットの書き込みによって、伝統ある湯治宿も消えかけている。ましてコロナ禍によって、有名な旅館やホテルも閉館に追い込まれてる状況だ。家族経営の小さな、昔からの自然湧出源泉を守ってる宿は経営は厳しいものがある。

源泉と湯宿、周辺の小さな村落の暮らしや農産品、それらの加工や販売は出来るのかなど、そういう事に興味が湧いてきた。地方の忘れられたような限界集落の生活と福祉、温泉を守るためには周辺の自然環境も守らなければならない。そういう事に興味が湧いてきた。

放送大学を通して多くのことを学び、老後の楽しみとしたい。

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