通風-6|まだまだ続く痛風の痛み

痛風の痛みは、通常は適切な治療が行われた場合、1~2週間で消えるそうです。痛みが消えても、蓄積した尿酸塩結晶は1年から1年半は消えないそうです。尿酸値を適正に(6.5)以下に保ち、食餌療法や運動療法も大事です。成人病の代表ですから、成人病予防対策が大事です。

9月17日(金)11日目

どうした事か。朝起きたらかなり痛みが消えている。少しだけ、足底に腫れている様な感覚は有るが、痛みというほどではない。どうなったのか解らない。要するに痛みが無くなっていると言うことだ。あまりに突然なので、何となくオカシナ感じだ。

午前中に納品に行くことにした。行く前に、途中で痛みが出ないように座薬を入れた。効果が有ったのか、帰るまで痛みが出なかった。

少しだけ腫れているようなので、とりあえずもう一度M整形外科病院に行き、駄目押しの点滴をした。あっけない幕切れになったようだ。要は、治ったということなのか。

そういえば、最初はどの様な痛みだったのか忘れかけてきた。ここに書いておいて良かったと思うが、思い出そうとしても完全に思い出せない。とにかく尋常ではない痛みだった事だけは確かなのだが。夜になると夜食を食べに出てみたくなる、飲んでみたくなる。痛みからの開放感が、あの甘美な、と言ってもただ食べたり飲んだりだけだが、誘惑が早速涌いてくる。

9月24日(金)19日目

21日の午後から、何となく再び痛みが出てきた。わずかな痛みだが、あの強烈な痛みの記憶が残っているので、心配に成った。今日は納品で、少し痛みがあったが靴を履いて運転した。夕方から足が腫れてきた。

22日にM整形外科病院に行ってきた。医師からは「随分しつこいな。大概は3、4日で痛みは無くなる筈だが。少し間を置いてまた痛くなるものだが…」と言われたが、そんなに簡単に言われても、あの痛みだけはもう2度と経験したくない。再び痛み止めを処方してもらった。

処方
ユリノームは高尿酸血症の改善のための薬。尿酸を排泄させる薬。
ボルタレンSRカプセルは、非ステロイド抗炎症薬。解熱鎮痛剤で、胃・腎臓・肝臓が悪い場合は使えない。
ユナシンは感染症による炎症・腫れ・痛み・発熱の薬で、細菌を殺菌する。細菌が原因の病気に使う。16日と同じ処方。

右の画像は24日9:00PMに撮影した。

左の足の横、痛い部分が腫れてきている。色も赤味がかってきた。激痛の時期のような腫れだが、痛みが有っても、歩くのに不自由は無い。

ただし、靴やサンダルは腫れた部分を押すので、結構痛い。

薬はキチンと飲んでいるのに、どうしてこのような状態に成るのか。体重は92kgまで減ってきたし、食事も少なくして、基本的には理想的な内容に成ってる筈だが。 

本気で別の病院に行ってみる事を考えている。K総合病院は設備は整っているが、医師の経験不足を感じた。治療も適切とは思えないし、不満が大きかった。M整形外科病院はそれなりに納得できた治療だったが、痛風に関しては果たして十分な治療方針が立つのか不安がある。

痛い時には集中的に薬の服用や点滴もあるが、痛みが無くなれば特に何もしないようだ。M整形外科病院に関して最も不安な事は、尿酸値が普通異常に高い(9.5)状態が続いていたのに、何も注意が無かった事だ。3ヶ月毎に、血液検査や胸部レントゲン、また心電図をとっていたのに、何の為の検査だったのか、その結果はどうなのか、何も話しが無かった。約5年間、互いの信頼関係の下に、何も言わずに来たが、今回は不信感が出てきた。黙って自分の治療方針に従え、というようなタイプの医師で、その自信に信頼してきたが、本気で考え直そうと思う。

太田K病院を薦められたが、残念ながら遠すぎる。総合病院のT病院を考えている。検査設備も整っているし、桐生K病院に匹敵する設備を持ち、患者はお客様という意識で治療に当たっているそうだ。病院もサービス業と考えれば、T病院が良いのかもしれない。痛みが治らないようであれば、治ったとしても、今後の自身の注意や治療方針を知るために行ってみよう。病院の浮気も必要かもしれない。

寝る頃になって、またもや激痛が走る。今夜は、座薬を入れて寝よう。何となく痛風の痛みにも慣れてきたような・・・。足の甲に鉄材を落として、骨折をしたと思えば良いだけだ。

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 痛風-4|発症から1週間の激痛
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