入院から手術前日まで

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2009年9月22日

入院手続きと単孔式腹腔鏡下手術(SILS:シルズ)の説明

 9月11日(金)、午後2時に外科外来の受付をする。実際にはロビーにある再診受付機を通し、外科外来の前に行く。その後、別の入院手続きのカウンターで手続きを済ませ、5階の病室へ案内される。事前に希望の部屋を聞かれていたが、特に無いと言う事で6人用の大部屋へ入る事になった。

大部屋のベッド 着替え後、2階へ行き麻酔科の面談で、アレルギーや飲んでいる薬などについて聞かれる。既に担当医にも話してある事だが、改めて麻酔と飲み薬について聞かされる。更に手術中の麻酔についての注意を聞くが、もう既に「まな板の鯉」状態で、いくら注意点など聞いても、寝ていてはどうする事も出来ない、などと腹の中で思ったりして・・・。その後、今度は看護科からの注意と説明を受ける。看護はチームCが行うとの事で、説明の他各種の文書類が渡される。要は確かに説明をしましたという証拠の様な物で、最後にサインを求められる。

 更に4時からは担当の外科医から説明が有るという事だったが、この日は手術が多かったらしく、6時に伸びた。担当医は外来でのM先生で、腹腔鏡下胆嚢摘出術の説明を受けた。特に今回は、桐生厚生病院でも今年から一般的に行われる様になったという単孔式腹腔鏡下手術(SILS:シルズ)を行うと言われた。

単孔式腹腔鏡下手術3日目

左写真は手術後3日目。太りすぎて鉗子が届かなかったとか、チョット聞き逃しましたが、その為に右脇腹に1cm程度の孔を空けたとか。この孔、チューブが入っていて、染み出る液から状態を見ていたらしく、OKとかで術後2日目にはチューブは抜かれました。3日目には退院をしても良いらしく、シャワーを使う事も出来ます。食事も通常食です。

 SILSは臍の部分だけを切開し、ここから内視鏡の様に器具を入れて胆嚢を取るという。臍を2cm切ると、実際には3.5cmほど広げられて便利に使えるという。日本では臍は避けて切るが、欧米では普通に切っているそうだ。特に臍は切開した後、自然と傷口が元の臍の形に戻るので、美容上の見た目にも綺麗だそうだ。手術中の状況によって、通常の4ヶ所の孔を開け、あるいは開腹手術になると説明を受ける。事前の検査や、MR・CTなどの精密検査の結果から、特別に異常が有るとは考えられないので、単孔式腹腔鏡下手術で行うだろうとの事。その他、何でも疑問を感じていれば聞いて欲しいとの事で、今回の手術以外の事も聞いて、充分に納得が出来た。

 全ての注意を聞くと、手術まで何もする事がない。手術前日の午後12時以降は、水・食事など全て禁止になる。前日の夕食後に下剤が出る。当日手術前に便が出なければ浣腸をする事になる。前日の夕方までに帰れば、外泊も外出も自由に出来る。当然の事、前日まで外泊をし、夕食は病院食。下剤を2錠飲んで寝る。

事前に手術に対して、患者の疑問や不安な事などについて説明するのは当然の事だと思う。ところが、忙しい事もあるのだろうが、特に不安に思う事などについて充分な説明を得る事は難しい事だった。今回この厚生病院での担当医師による事前説明は、本件以外にも、様々な事について詳しい説明を、分かりやすく話していただいた。たぶん面倒な事だったと思うが、この何でも話せた、そして何でも答えてくれたと言う事が、本人を含め家族の者が安心して全てを任せられると思えた事が、この事前説明の大事な事だと感じた。本来の手術の事以外に、技術面だけではない、信頼感が生まれたと思う。

入院の準備品など

手術当日用・・・・・腹帯・T字帯・平方おむつ2枚、その他入院前に必要品についてはパンフレットに書いてある。

腹帯は術後の傷口を擦らないために必要。T字帯はガーゼで出来たフンドシの様な物で、ほぼ使い捨て。平方おむつは術後ベッドに敷くための物。8階にある売店で全て購入できる。この売店、長期入院者の話では2割ほど高いとか。腹帯は便利で、退院後にも使っている。ベルトで臍の部分を擦る刺激から守る事が出来る。腹巻きの代わりにも成り、これは使える。

洗顔・先発・・・・・歯ブラシ・くし・ひげそり

今回の入院で重宝したのが、電動カミソリだった。腹腔鏡下手術の場合、回復が早いので術後翌日から歩行訓練があり、3日目からはシャワー入浴が出来る。医師の許可が有れば、3日目には退院も出来る。尿管が取れると動ける様になり、ひげの状態が気に成るので、電動カミソリが便利だった。くしはほとんど使う事がなかった。

食事・・・・・はし・湯飲み・スプーン

箸とスプーンの旅行セットを持って行ったので、便利だった。湯飲みは蓋付きが良い。食事の前にお茶を注いでもらえるので、蓋付きならホコリも入らないし、冷めにくい様だ。

日用品・・・・・タオル2枚・バスタオル・下着・スリッパ・ティッシュ・印鑑

印鑑は使う機会はなかった。説明の確認書はサインだけで済まされた。パジャマなどは入院後に看護師に頼めば、借りられる、もちろん有料。ベッドの枕や掛け布団などは病院で用意してあるが、バスタオルなどは必要。その他は入院後に充分用意できる。地下にはコインランドリーもある。


大部屋のベッド周り

ベッドのテレビ

左の写真は6人用のベッド周りの様子。上の部分には2段の収納タンスが有り、意外なほど収納できる。上段は高いので、退院時まで必要のない物を入れるのが良い。引き出し方のテーブルの上にはTVと小物の収納、引き出しの中には鍵付きの貴重品入れも設置されている。テーブルの下には冷蔵庫がある。TVと冷蔵庫を使うには、1000円で1000ポイント分のカードを買う。冷蔵庫は1日で200P、TVは1時間で60Pを使用する。収納は意外と沢山出来るテレビはイヤホン専用で、他の人に迷惑がかからない。コンセントもあるので、携帯の充電やラジオも使える。テレビは近すぎて見にくい。小型の携帯ラジオが良かったかも知れない。