3×2×10 枝管の高さを合わせるために片側を押した

片側を押したために起きた溶接線の変化

 無理にズレを治そうとして、高い方を強引に押し高さを合わせ、再度3型で押すと、再びズレが起きてしまう。修正される高さはわずかで、溶接線が斜めになってしまう。

 通常の枝管の高さのズレ

 これは普通にみられる高さのズレ。この程度なら直さなくて良い。全体の高さを測り切削が可能ならこの方が良い。 

 高い方をプレスで押した跡

これは高い方をプレスで押した跡。高い方を押して、高さを合わせたものと思われる。

溶接線が斜めになった

 良く見れば分かると思うが、溶接部が斜めに成ってしまった。こうなると裏当てに合わせるのが難しくなる。ズレを治してから3型で押したらしく、母管側に開きは出ていない。通常、押すだけでは下のように母管が広がり、更に溶接は難しくなる。

強引に高さを合わせたために母管が開いた

 これは3×2×10s(4.0t)ではなく、1×40s(4.0t)だ。左が4.0t用の抜き型で抜いたモノ。右が3.0t用の抜き型で40s(4.0t)を抜いたモノで、素材の伸びが大きくて枝管の径が大きくなっている。押して高さを合わせたのが、中央のモノ。母管部が横に広がり、当然母管部の溶接部が開いてしまった。母管部の径は大きくなっている。この場合もっとも困るのは、母管部の開き過ぎも有るが、それ以上に母管に至る曲部の形状が変わっていて、裏当てと合わなくなっている。
 この様な場合の溶接法や、溶接でカバーできなかった場合の修正法がある。品質に問題の内容に修正できるが、かなり慣れていないと難しいし、状況によってそれぞれ違うので、前工程で充分に注意しなければならない。
 こうならない方法は・・・分かりますかね。

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