お付き合い 

社会人として歩み始めると、否応なしに近隣との付き合いがはじめる。結婚すれば、更に両家との親交も始まってくる。地域地域で考え方や社会行事が異なってくるもので、個人の生き方も地域によっては奇異に見えることもある。

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2009年9月8日更新

周囲との関係

紅葉 特に神経質に成る事もないのですが、社会生活をしていく以上、否応なしに各種の付き合いが生じてしまうものです。先ずは結婚生活が始まると、必然的に両家との付き合いが欠かせなくなります。最近は女性側が強くなり、女性の実家との交流ばかりが盛んになり、男性側との付き合いは希薄であるという事が、井戸端会議の中心話題に成っています。それも仕方ないのかもしれませんが、度が過ぎてハッキリと分かるようでは、とかく噂の種になり、決して賢明とは言えません。

 冠婚葬祭等の節目というべき諸行事の付き合いも大事で、こういった場面で地域の一般的常識と言われている様な対応を間違うと、非常識との印象を与えてしまいます。普段から付き合いの薄い場合など、特にその印象は長く残ってしまうようです。また、近隣の人達との冠婚葬祭も、地域の慣習に従う事が大切で、慣れるまでは無理に自分の考えを出すのは慎む必要があります。とりあえず、一般常識を弁えて、あとは長老に任せるのだ最も安全な策でしょう。

 近所の人達との付き合いでは、組合活動や地域の清掃など、幾つもの関係が出来てきます。子供が出来れば地域の子供会活動があり、学区内での父兄会やそれに付随するように育成会等という名称などでの、大人同士のつながりも出てきます。地域によっては、大人のスポーツ活動の盛んな所もあるようです。子育て支援のための活動は、夫婦が共に働く場合には充分に近所との連携が出来ていないと、その影響は子供同士の中に「イジメ」という形で出てくることも有ります。学校に行くようになれば、教育以前の躾が出来ていないと、様々な問題が起き易いものです。自己中心の考え方には、充分に注意する必要があります。

古い考え方を変えよう。

 結婚は互いの意志で成立したはずです。一方的な場合も有るし、将来を計った計略的な場合もある・・・が、如何なる場合であっても、新しい家庭を作るのだから、それなりに考え方を変える必要が有ります。新しい家庭の構築に際して、旧来からの古い考え方、男性は家庭内や子供の教育に消極的であるべき、等という事は大変な弊害となります。昨今の問題や事件の多くは、そのほとんどの原因は家庭内に有る様です。どの様な家庭を築くのか、最初に明確にしておくことが大事だと思います。更に時々、充分に話し合いをする必要があります。家庭生活や近所付き合いなど、どちらか一方にだけ押し付けるやり方は、最も悪い方法です。

榛名湖 古い諺に「結婚前は両目を開いて、結婚したら片目で相手を見るように」と有ったと思います。ところが現実は逆で、一緒にいる時間が長くなると相手の欠点ばかりが目に付いてしまうものです。俗に言う「不倫」や「家庭内別居」なども相手を見過ぎて、相手の真意が解らずに欠点ばかりが目に付いてしまい、不満からの逃げではないかと思います。二人の問題は、やがて両家の間にも影響が出て、子供には一生消えることの無い陰を背負わせることにも成りかねません。その陰は心の中だけではなく、行動にも出るようになれば更に多くの人に迷惑をかけることになってしまいます。この問題も、まあ、週に一回は井戸端会議の話題に成っている事なのですが。

 現在のように多様化した時代では、仕事の内容にしても実際に携わっている人を見ても、既に男女の性差は無いように思われます。保母さんや看護婦さんの職場にも、保育士・看護士として同等の資格と能力を有して職務をこなしている男性も出てきました。女性もまた、専門職や管理職に就いて、かつてのモーレツ社員とは違う手法で、互角以上の管理能力を発揮している人もいます。現実問題として、体力や行動手法において確かに性差は有ると思います。それは性による個性で、能力に因る違いでは無いのです。互いの個性と能力を認め合うところから、新しい考え方と互いの自己実現が生まれて来ます。あらゆる仕事、それが家庭内の事であっても、互いの能力や個性を補完し合える関係が良いようです。

主婦と主夫の助け合い。

 家庭内でも、主婦と主夫で共に助け合うことが大切です。互いに引き合ったと云うことは、互いに自分には無いものを求め合ったと云う事だと思う。自分には無いものを補い合えるから、より大きく成れるはず。同じ事を同じ様にしようと互いに見つめ合うのではなく、互いの得意な分野での助け合いが合理的であると思います。目標は同じでも、手段は互いの個性を補完し合うことが大事。親が違い育った環境が異なれば、言葉使いから行動まで、場合によっては躾の内容までも違って、互いに常識と思っていた事までが全く違うことも多々あります。それを指摘し合って、自分に合わせようとしても無駄な努力で苦しむだけです。

 女だから家庭内の掃除・洗濯・家事・育児全てを行えという事は、極めて時代錯誤も甚だしい。女性も社会に出て働く場合も有り、自営ならば時間無制限の労働力として利用されています。家庭内の仕事の方が実質的にはハードな場合が多いように感じています。予想外の事態が常に起きるのが家庭内の仕事です。互いにパートナーの足らざる所を補い、よく話し合い、助け合うことが肝心です。

 毎日の食事と掃除洗濯、近所や親戚との付き合い、その大事な基盤である家計の経済、その全てを一人でこなし誰にも相談できないとしたら、これ以上の苦痛はありません。逆に考えれば、仕事のように上から押し付けられた事だけをこなすよりも、自ら考え計画して行動を起こすのも面白いものです。主夫歴約30年の経験からも、一人ではきついことも多いけど、パートナーとのコンビが良ければ結構楽しめるものです。主婦と主夫、家庭の内外での仕事は沢山あり、苦痛と思えば苦痛で、楽しもうと思えば楽しいものです。

 いかに主夫業はエキサイティングなのか、これから思いつくままに書いてみたいと思います。


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