見合いor恋愛 

見合いが良いのか恋愛なのか。1980年代バブルの頃は日本経済も絶頂期で、若者には自由恋愛こそが当然のように思われていた。バブル崩壊後、日本全体を先が見えない絶望感が襲ってきた。特に男性は自信を無くし、悪い意味での女性化が起きている。結婚適齢期は高年齢化し、更には女性の自立によって結婚しない人も増え、少子化が進み、日本経済は縮小化へ向かっている。

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2007年10月2日更新

見合いの形態の変化

 一般的なお見合いというのは、ある程度付き合いの広い人がいて、年齢的に合いそうな男女を選び、家柄や性格を聞いて、両家に話を持って行き、適当な時期に会わせるというものです。正式なお見合いというのは、また少し形が違いますけどね。何度の見合い経験から、確かにこの方法での出会いだと、結婚後の間違いは少ないだろうと感じました。両家の経済状態や、育った環境までも調べ、更に時間を掛けて互いの性格を聞いてから見合いの段取りを取る。陰ではお節介な人だと言われたが、その様な人の世話になって結婚して、失敗だったと離婚まで至っ例はほとんど無いように思われます。最初はギクシャクしていても、何となく上手く収まってしまうケースが多いように思います。たくさんの経験から、合いそうな者を選ぶのだから当然かも知れませんが。また、その様な人は後の問題にもとかく口出しをして、良い意味で、家庭内の相談役にもなってもらえるようです。そういう世話好きな人が今は少なくなりました。「味噌汁の味」という映画があったが、あれは良き時代の物語で、今はもう無いのでしょうか。

 最近のお見合いは、どうも昔とは違ってきているようです。よく聞くのは「合コン」という言葉ですが、これは若い者同士が飲み会などに男女の友人を誘い合い、互いにカップルを作るようです。この場合、話が上手い方が有利で、時には違う目的で参加する者もいるように思えるのですが。「合コン」が流行っているせいか、昔風のお見合いが無くなってきているのが残念に思います。「合コン」は自由恋愛の出会いの場を作っているだけのようで、付き合いを広げて真のパートナーを探すと言うにはいささか狭すぎるように感じます。勢いで盛大な結婚式を行っても、意外と簡単に別れてしまうことも多いようで、結婚という事を深く考えない風潮に成ってきているのでしょうか。

恋愛の形態

 恋愛の形態は、面白いことにほとんど昔と変わっていないように思われます。そのほとんどが、同じ行動範囲や生活範囲の中での出会いから始まっています。同じ職場、同じ学校など、同じ時間の共有から付き合いが始まり、時間を掛けて互いを知り合います。ある程度互いの性格を知った上で、将来への目的感を確かめ合ってから結婚へと進んでいく、ある意味、理想的な出会いのようにも感じます。

 もう一つの形態が「合コン」などのように、友人達からの紹介から付き合いが始まるもので、これは一種のお見合いに近いかも知れません。異性に対して積極性の無い者や、温和しく、人と会う事や話しが苦手な者に向いていますが、友人達の上手いサポートが必要で、これも恋愛の形に近いのかも知れません。

 「合コン」も含めて、恋愛から結婚へ移行する場合、考えなければならないことは、二人だけの相性だけで決めて良いのかということです。恋愛から結婚へと考えているなら、当然その後ろに両家との付き合いや、仕事や友人関係も付いてくることを考えなければなりません。

パートナー選びで大事なこと

 将来の長い時間を共に過ごし、互いの欠点を補いながら、互いの目的感を共有するには、単純に好き嫌いだけで選べるものか疑問です。多くの失敗した例を見ると、単純に相手が好きという事だけで選んだように思われます。好きだから共に暮らしたいというのも大事なことで、それを通すことも大事です。しかしその事を通すには、時には自分の意志を押さえることも必要になるし、場合によっては他者を苦しめることにも成ります。

 体験からも、若い時期に出会うと年齢や容姿、互いの性格と家族関係を無視して、どうも毎日一緒に暮らしたくなるように思う。この人と一緒なら、毎日が楽しく、幸せになれると勘違いしてしまうようです。直感的に好きに成る事が全て間違いだ、と否定するものではありません。しかし、概ね勘違いである事が多く、結果的に上手く行くとは限らないようです。

 じっくりと時間をかけたから、互いの事が解るわけでも無い。相性が良いと思っていたのに、時間を掛け過ぎて互いの欠点が目について、結局別れた例も多く見て来ました。縁が無かったと言えばそれまでだが、結局は結婚という儀式を経ていないと簡単に別れてしまうようです。今はその儀式さえも軽く考えられているようで残念です。

 出会って、互いに惹かれ合う事は非常に大事です。共に暮らしたい、いつまでも一緒に居たいと思う気持ちは大事です。なぜ一緒に居たいのか、その本質は未だに解らない。容姿が気に入ったからとか、優しいとか言っても、好きに成った相手の前で簡単に本性は出さない、と思うのですけどね。自分を最も良く見せようとするする、本性の様なモノが強く働くのが若いこの時期で、傍目では面白いように駆け引きをしていて、しかも自分でもそういう自身の言動にに気付いていないようで、実に面白い時期だと思う。

 冷静になって、食事・ドライブ・友人達との付合いや双方家族との付き合い、それらを通して本当に一生涯共に過ごせるのかを考えるべきだ・・・・・と言っても、理屈で解っていても、それが出来ないのが面白い事だ。


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